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播州織の魅力。

播州織の魅力。

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糸を染めてから織り上げ、自然な風合いと豊かな色彩、心地良い肌触りを特徴とする播州織。

220年以上前に宮大工が京都西陣から機織りの技術を持ち帰ったのが起源とされ、農家の副業として北播磨地域に広まった。対象にはいると、平織りシャツ辞の大量生産で先染織物の国内トップシェアを誇るとともに、海外への輸出も盛んに。普段使いのワイシャツから高級ブランドの洋服まで、さまざまな製品に加工されてきた。

しかし昭和末期には円高や発展途上国の技術向上により海外需要が減少、バブルの崩壊で国内市場も不安定になる。そこで、産地としての生き残りをかけて内需拡大を見据え、変わり織りのシャツ地やアウター地など細やかなニーズに応える小ロット生産へとシフトしていく。

さらに、平成20(2008)年には、受注生産のため周知されていなかった「播州織」の名称を地域ブランドとして商標登録。また、カラフルで個性的な生地や、それを加工したストール、バッグなどを企画・販売したり、オリジナルブランドを立ち上げたりする生地メーカーが増えてきた。

産地では、西脇市が中心となり地元企業の協力を得て県立西脇高校や神戸芸術工科大学と連携、生徒がデザインした生地の製造やインターンシップの受け入れなども行っている。

​参考:(公財)北播磨地場産業開発機構

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